ステラを卒業する年長さんに小学校に向けて自信をつけてもらうために ~2月の就学準備クラス
- 幼児教室(児童発達支援)
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名古屋市瑞穂区にある児童発達支援事業所、ステラ幼児教室・新瑞橋校です。
早いもので、今年度も残りあと少し。3月末には年長さんがステラを卒業します。
年長さんの小学校での生活につながるようにと、いつも考えて実施している就学準備クラス。
今回は、2月の授業の様子をお伝えします。
就学準備クラスの第7回目は、体育の授業で大縄跳びを行いました。
小学校でおそらく、体育の授業や休み時間などに大縄跳びをすることがあると思います。
『友だちと一緒に跳ぶ』経験や、『みんなで跳ぶ』意識を作りたいと、就学準備クラスで取り入れることにしました。
初めは1人ずつ跳ぶ練習をし、少しずつ人数を増やし、最後は全員で一緒に跳びました!
縄には引っかかってしまったものの、『みんなで跳ぶ』という意識が生まれ、嬉しく思います。
縄跳びを跳ぶことができるようになるには、まず、動く縄を目で追うことができる、どのタイミングで跳べばよいかがわかる、タイミングよく跳ぶことができることが必要です。
「目で見た情報を脳に伝える」、「脳で処理する」、「脳からの指令通りに体を動かす」、その流れがうまくいかないと跳ぶことができません。
ステラに来られているお子さんは、そのどれかが苦手だったり、その連携が苦手だったりするお子さんが多いです。
一度に全部しようとせず、どこができていて、どこでつまずいているのかを知り、部分的に練習していくと縄跳びも跳ぶことができるようになっていきます。
さて、就学準備クラスの第8回目は、図工の授業でした。
前回の図工は決められたものを作ったので、今回は個々が好きなように、自由に制作してよいことにしました。
牛乳パックやストロー、空き箱、紙皿など、いろんな素材を準備すると、お子さんたちも好きなものを使い、自由な発想で作ります。
何をどのように使うか工夫したり、何かに見立てて作ったり、思い思いに制作を楽しんでいました。
また、自分で作りたいものをイメージすることが苦手なお子さんには、先生が作った見本もいくつか置いて、見て作ることができるようにしました。
一から全部自分ですることが難しくても、見本や手本など、部分的なサポートがあるとできることはたくさんあります。
見本を見ながら作り上げたり、見本からヒントを得て、イメージを広げて作り上げたり、自分で作品を作り上げることで自信が生まれます。
そのようにステラでは、それぞれのお子さんが達成感を感じられるように工夫をしています。