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子どもの発達の土台となる感覚を育てる遊びや感覚統合 ~ステラ個別支援塾の研修会より 

2024.10.14
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾です。

当塾では、2、3ヶ月に一度、「教師研修会」を開催しています。
目的は、先生達のスキルアップです。
研修会で障害についての知識を深めたり、発達や特性に応じた有効な支援方法など学んだりし、当塾での指導に活用しています。

7月の研修の内容は、「感覚統合の基礎と支援理論」でした。

私達は五感をはじめ、様々な感覚を持っていますが、感覚は発達の土台として重要な位置を占めています。
触覚・聴覚・視覚に加え、三半規管を通して平衡感覚や重力などを感じる「前庭覚」、自分の体がどう動いているかを感じる「固有覚」、この5つを土台として、体や心が発達します。
5つの感覚の上に、身体能力やコミュニケーション力、情緒など、心身のあらゆる能力がピラミッド状に重なっていきます。
土台がぐらついていると、ピラミッド状にうまく積み上がりません。
つまり、5つの感覚の土台をしっかり形成することで、さらに高次の能力を獲得できるのです。

体の様々な部分を動かすことで、脳に刺激が伝わり、育つ感覚。
感覚を育てるには、こんな遊びが有効です。

平衡感覚を感じる前庭覚を育てるには、バランスが必要なトランポリンや平均台、揺れを感じるブランコなど。
自身の体を感じる固有覚には、同じくトランポリン、3次元的な動きのアスレチックやボルダリング、相手から逃げる鬼ごっこなど。
触覚には、砂や泥など様々な感触のある砂場遊び、自ら形を作る粘土、全身に触れるボールプールなどが良いそうです。

感覚統合の支援は、当塾でサポートするには難しい面があります。
しかし、学習の習得に必要な成長段階を知り、学習以前のつまずきを知ることで、お子さんへの理解を深め、保護者の方のサポートにつながることも期待されます。

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