算数が苦手な子どもへの支援 ~文章題を解く力をつける
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発達障害児専門の個別支援塾、ステラ個別支援塾です。
当塾では、2、3ヶ月に一度、「教師研修会」を開催しています。
目的は、先生達のスキルアップです。
研修会で障害についての知識を深めたり、発達や特性に応じた有効な支援方法など学んだりし、当塾での指導に活用していきます。
6月は、5月の研修テーマの続編、「算数が苦手な子どもへの支援 文章題」でした。
前回の研修で「アセスメント(客観的な評価・査定)」の重要性を取り上げましたが、今回も同様です。
文を読むためには、語彙や文法、言葉の固まりを捉えて文を読むなど、算数以前の「文を読む力」が求められます。
だからこそ、お子さんの苦手さがどこにあるか、見極めることが必要です。
今回注目したのは、「イメージする力」です。
文章題が解けないのは「言葉や文が理解できていない」ためであり、理解できないのは「イメージする力が弱い(映像が浮かばない)」ため。
そんなお子さんには、「絵から文にする」ことに慣れてもらうのが先決です。
絵(イメージ)から文にすることを繰り返し、パターンを掴むことで、文から絵をイメージできるようになることを目指します。
当塾でも上記の方法で、イメージする力を育てています。
文章題の苦手なお子さんの支援には、お子さんの状況をアセスメントすること、イメージする力を育てるサポートが大事です。
そして、「文を読む力」に必要な語彙や文法を培うため、ご家庭での日頃の声かけや本の読み聞かせなども、大切なサポートの一つです。
教師研修会は、学習指導力はもちろん、ご家庭でのサポート方法のご提案など、先生達がより幅広い力を培う場となっています。