ラミネート教材で楽しみながら「大きい・小さい」を覚えよう!
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ステラ幼児教室・高畑校です。
ステラではお話しすることが難しいお子さんに対して、理解し、お話しできる言葉を増やしていけるよう様々な方法で言葉を入れています。
まずはよく使われる言葉や、本人にとって興味のある物から覚えて言ってもらうことが多いですが、少しずつステップアップしていく中で動詞や形容詞の理解を促していくこともあります。
その中でも、大小の概念は言葉の発達において比較的早く理解できるようになるものの一つです。
今回は高畑校で大小概念を身につけていくために使っている教材を紹介します。
これは象やソーセージ、てんとう虫、おにぎりなど、子どもたちがよく知っているものを大きいものと小さいものにラミネートしたものです。
大きいものは自分、小さいものは先生に渡してもぐもぐ食べるフリをしたり、人形などのお世話をするのが好きな時期のお子さんであれば、より楽しく取り組めるように、パペットも使ったりすることもあります。
「小さいおにぎりください」と言って、パペットが大きな口を開けたら、その口に大きなおにぎりを入れてくれます。
わざと先生が「大きいてんとう虫ください」と言って、口に入れてきたら、「うぇー」と先生が声を出すとお子さんも大笑い。楽しい雰囲気で授業が進みます。
次は、いろんな記号の大小カードです
「大きい○○はどれ?」が分かるようになってきたら「小さい赤い星、ちょうだい」と情報を増やして質問してみたり、「先生に問題を出して」と自分からお話しができるように促してみたりとだんだんとレベルをあげていきます。
最初は「三角とって」「赤いのとって」と一部しかお話しできなかったお子さんも、先生が「三角はふたつあるけどどっちかな」と問いかけると「おおきいのだよ!」と答えてくれ、楽しみながら取り組んでいく中で最終的に言葉を自分の物にして伝えられるようになっていきます。