子どもの発達段階に応じて、想像力や工夫する力などを育む製作
- 校舎のようす
- 幼児教室(児童発達支援)
- 御器所校
名古屋市昭和区にある児童発達支援事業所、ステラ幼児教室・御器所校です。
今回は、授業でもよく登場し、お子さんにも人気な、製作について紹介します。
製作は、工程を工夫することで様々な発達段階のお子さんが取り組める課題となります。
こちらは、恐竜モチーフの製作です。
体の模様部分に折り紙を使用して、手で破る、ちぎる、はさみで切るなどのスキルを使い、のりやボンド、テープ等で貼り付けていきます。
お子さんに応じて、手の操作性を高めることや、道具の使い方を知り、慣れることもねらいの一つです。
首やしっぽの部分は、指導員が前もって準備をしたり、切り方を見せて模倣の機会を与えたり、お子さん自身がはさみで切って作ることもできます。
組み立ても、指導員があらかじめ組み立てておいたものに、お子さんが模様をつけていく場合と、お子さんが自分で組み立てて最後まで完成させる場合があります。
途中でお子さんが素敵な製作アイデアを思いついた時には工程を変えて、お子さんの想像力を膨らませ、より意欲的に取り組めるよう工夫をしていきます。
このように製作課題では、お子さんの段階に応じた工程を提示することで、見本と見比べ模倣する力、想像して考える力、道具や材料の選択をして自ら工夫する力を育んでいきます。
今後も、お子さんの想像力を豊かにし、意欲を持って取り組み、達成感を感じられる、楽しい製作課題を考えていきたいと思います。