コラム コラム

ずりばいはいつから始まる?練習方法やハイハイとの違いを解説

2026.03.02
  • 発達障害

赤ちゃんが徐々に行動範囲を広げる最初の一歩である「ずりばい」。我が子がいつずりばいをするのか楽しみに待っている親御さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、赤ちゃんの発達のひとつであるずりいばいについて詳しく解説します。ずりばいについて知りたい人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

ずりばいはいつから始まる?


ずりばいは一般的に赤ちゃんが生後6ヶ月から8ヶ月ごろに始まることが多いですが、赤ちゃんそれぞれの成長には個人差があるため、時期が多少前後しても特に心配する必要はありません。この時期くらいになると、首がすわり、寝返りを繰り返すことでうつ伏せの姿勢に慣れるようになります。そして、この姿勢が赤ちゃんにとって心地良くなることが、今後のずりばいへの第一歩となります。
ずりばいを通じて赤ちゃんは自分の意思で動きたい方向へ向かう楽しさを体験し、運動能力だけでなく好奇心や探究心も豊かに育まれます。これにより、赤ちゃん自身の発達が促され、周囲の世界を探索する自信を持つきっかけとなります。

ずりばいとハイハイの違い


赤ちゃんの発達において、ずりばいとハイハイは重要な段階ですが、それぞれの動きには明確な違いがあります。ずりばいは、お腹を地面につけて、主に腕と脚を使って前へ進む動作です。この時期、赤ちゃんは自分の体を動かす楽しさを発見し、移動することで周囲に対する興味が高まります。一方、ハイハイは四つ這いの姿勢で上下半身を使い、床を這う動きです。ハイハイをするためには、より多くの筋力とバランス感覚が必要とされます。
この違いを理解することで、赤ちゃんの成長を見守る視点を持つことができます。赤ちゃんの個々の発達を焦らずに観察し、適切なサポートを行うと良いでしょう。ずりばいを経てハイハイに移行する際には、遊びを通して筋力を鍛える環境を整えてあげることが大切です。

ずりばいの前兆


体の発達が進み、ずりばいができるようになってくると、以下のような前兆がみられることが多いです。

手足の動きが活発になる

ずりばいには、腕をついて体を引き寄せ移動させる力や足で蹴る力が必要です。そのため、腕や足を激しく動かせるようになってくれば、もうすぐずりばいができるサインと言えるでしょう。特に、足で蹴る力が強いとスムーズにずりばいができます。

飛行機ブーンをする

うつ伏せになり両手を水平に伸ばして頭を上げる「飛行機ブーン」という動きをご存じでしょうか。可愛らしい動きですが、これはお腹周りや腰回りの筋肉、背中の筋肉も順調に育っているサインです。

飛行機ブーンをしながら体を揺らす動きが見られれば、ずりばいをするまであと一歩と言えるでしょう。

寝返りをする

寝返りは周囲への興味の表れでもあります。違う場所を見たい、移動したいという欲求で願えりをする赤ちゃんも多いです。周囲の環境や物に強い興味を持ち始めたら、ずりばいでの移動までもう少しです。

お座りをする

お座りをするには腰の筋肉がしっかりとしていなければいけません。腰が座ってはじめてお座りができるようになります。

腰が座ると下半身の動きも一層力強くなるため、すぐにずりばいができるようになるでしょう。

赤ちゃんがずりばいをするメリット


ずりばいは赤ちゃんにとって重要な発達段階であり、身体的な成長だけでなく、精神的な発達にも多くの恩恵があります。まず、ずりばいを通じて、赤ちゃんは腕や脚の筋力を鍛え、全身のバランス感覚を育てることができます。これにより、将来的なハイハイや歩行につながる基盤が築かれます。

身体の発達に与える影響

ずりばいは、赤ちゃんの身体の発達に多くの良い影響を与えます。この動きは、腕や脚の筋力を鍛える上で非常に重要であり、特に赤ちゃんが成長して歩行やハイハイを始めるための基盤を作る役割を果たします。また、ずりばいによって上半身の筋力やコアの筋力が育つため、それによって全体的なバランス感覚が向上し、赤ちゃんがさまざまな動きをスムーズに行えるようになる土台を築くことができます。
ずりばいはまた、赤ちゃんにとって自分の体を自由に動かす楽しさを体験する良い機会でもあります。この楽しい体験により運動に興味を持ち、さらに身体を動かす意欲が刺激されます。

脳の成長を促す効果

ずりばいを行うことで脳の成長も促進されます。動きながら周囲の刺激に反応することは、神経系の発達にとって非常に重要です。赤ちゃんは自分の体を動かして環境を探索しながら、新しい体験や知識を蓄えることができます。このプロセスは、覚える力や問題解決能力の向上に役立つと言われています。
さらに、ずりばいをする際には体の動きに応じて視覚や聴覚、触覚が連携して働き、脳の神経回路が活性化されます。これにより、情報処理能力や集中力が高まり、今後のさまざまな活動において重要なスキルを培っていくことが期待できます。また、ずりばいを始める具体的な目安としては、赤ちゃんが自身で体を支えられるようになることや、周囲に興味を示して体を動かし始める時期が挙げられます。
ずりばいの過程は、赤ちゃんの脳の成長に多大な貢献をもたらす非常に大切な経験です。この時期に適切な環境を整えてあげることで、赤ちゃんの成長をさらに後押しすることができるでしょう。

生活リズムの改善

ずりばいを始めることは、赤ちゃんの生活リズムに良い影響を与える大切なステップです。赤ちゃん自身が自分の力で動き回れるようになると、よりアクティブに過ごすことができ、その活動量の増加が生活リズムの安定に繋がります。特に、昼寝や食事のタイミングが整いやすくなり、一定の時間を目安に規則正しい生活が形成されていきます。
さらに、適度な体の動きは睡眠の質を向上させる効果も期待できます。体を動かすことで心地よい疲労を感じ、自然とスムーズな入眠が促されます。その結果、赤ちゃんが夜間もしっかりと眠れるようになり、親も安心して日々の生活を送れる環境が整います。こうした点から、ずりばいは赤ちゃんの身体的な発達のみならず、生活全般の向上にも大きく貢献する重要な要素であると言えます。

幼児教室・学習塾問合せ

赤ちゃんがずりばいをはじめた時の注意点

赤ちゃんがずりばいを始めると、一気に行動範囲が広がります。コンセントや配線など、赤ちゃんが触れると危険なものに対して対策を行いましょう。

また、目を離す際にはベビーゲートを閉めておくなど、徹底した安全管理が必要です。ずりばいが始まると、そのスピードもどんどん速くなります。ずりばいをした赤ちゃんが自宅の階段から落ちてしまう事故などもあるため、十分注意してください。

ずりばいをしない赤ちゃんもいる


発達は個人差が非常に大きく、ずりばいをしない赤ちゃんもなかにはいます。ずりばいをせずにハイハイをしたり、ハイハイをしないまま歩く子どもも珍しくありません。

また、なかにはお尻をつけてハイハイをするシャフリングベビーも見られます。

ずりばいをしないからといって大きな問題はありません。発達に関して心配な場合は、他にも特性が見られないか赤ちゃんをよく観察してみるのがよいでしょう。

ずりばいはした方がいいの?しなくてもいいの?


ずりばいはしてもしなくても問題ありませんが、ずりばいをすることで身体的なメリットがあります。

  • 全身運動で体が鍛えられる
  • 脳の発達が進む
  • 自立心が芽生える

その他にも、運動することで疲れてよく寝てくれるようになることも多いため、生活リズムが整いやすくなるメリットもあります。

できるのであれば赤ちゃんと触れ合うタイミングで、ずりばいを促す程度の練習に取り組んでみるのがよいでしょう。

ずりばいを促すポイント


家族が見守り、励ますことで、赤ちゃんはさらに挑戦したくなるものです。ずりばいができるようになることで、次のステップであるハイハイへの道が開け、さらなる成長をサポートしましょう。

うつ伏せに慣れる練習をする

うつ伏せの姿勢に慣れることは、ずりばいをスムーズに行うための重要なステップです。赤ちゃんがうつ伏せの時間を楽しめるように、快適な場所を用意することが大切です。柔らかいマットやクッションを敷いた場所で遊ばせると、安全に動ける環境が整います。また、赤ちゃんが好きな音や色のついたおもちゃを近くに置くことも効果的です。
徐々にうつ伏せの時間を延ばし、赤ちゃんが動きを楽しむ姿を観察することで、うつ伏せに対する抵抗感を減らしていくことができます。このプロセスは、赤ちゃんにとって大きな成長の一環と言えるでしょう。

興味のある物を近くに置く

赤ちゃんが興味を引くおもちゃを視界に入れて置いてみましょう。特にカラフルで音が出るおもちゃは赤ちゃんの興味を引きやすいです。このように目の前におもちゃを置くことで、赤ちゃんは自然と手を伸ばそうとする動きを始めます。この動きが結果的にずりばいの練習に繋がる重要なステップとなります。また、家族が赤ちゃんの近くで一緒に遊ぶ姿を見せることも効果的です。赤ちゃんが楽しさや安心感を感じる環境が作られることで、自分から動く意欲が高まります。こうした工夫を通して、赤ちゃんがずりばいを始めるサポートをしてあげましょう。

蹴る力を鍛えるサポートをする

赤ちゃんが足を曲げて伸ばそうとした時に、足の裏を掌で優しく押してあげましょう。押されても赤ちゃんが足を伸ばそうとすれば、足の筋肉を育てるトレーニングになります。

足で蹴る力を育てることで、ずりばいをする一助になるでしょう。

大人がずりばいをしてみせる

この頃の赤ちゃんは発達が早い子の場合、模倣をし始める子もいるでしょう。とはいっても、全く同じようにできる訳ではなく、ママが手を振ればバタバタと動き出す程度です。見た通りに体を動かす感覚統合の発達はそれほど進んでいないでしょう。

しかし、ママやパパがしていることには興味を持ってみている事が多いです。ママやパパがずりばいをすることで、模倣のきっかけになるかもしれません。

赤ちゃんのずりばいについてのまとめ

ずりばいは、赤ちゃんの発達において非常に重要なステップであり、身体的にも精神的にも成長を促します。ずりばいを通じて筋力が強化されることで、ハイハイや歩行といった次の動きへと自然に繋がります。この成長のプロセスは、赤ちゃんが能動的に環境に関わることを学ぶ絶好の機会でもあります。自発的に動く中で、さまざまな刺激を受け、興味や好奇心が育まれることが期待できます。

さらに、赤ちゃんの発達には個人差があるため、その子特有のペースを尊重することが重要です。たとえば、ずりばいの開始時期の目安は生後6~8か月頃とされていますが、これはあくまで一般的な目安です。そのため、周囲の赤ちゃんと比較して焦るのではなく、ゆっくりと見守る姿勢を持つことが求められます。また、ずりばいや次の段階であるハイハイをする中で、できる限り赤ちゃんの日常をサポートすることで、健やかな成長を助けることができるでしょう。

そして、安全に活動できる環境を整えることも非常に大切です。赤ちゃんが安心して動き出せるよう、家具の角を保護したり、小さな物を手の届かない場所に置くなど、安全対策を徹底しましょう。こうした環境づくりは、赤ちゃん自身の成長にとって必要な安心感を提供します。また、見守る側は赤ちゃんの成長過程を理解し、柔軟に対応する姿勢を持つことが、より良いサポートにつながります。

幼児教室・学習塾問合せ

幼児教室を詳しく見る

個別支援塾を詳しく見る

シェアする

フォローする

コラムトップへ
資料請求・見学 無料体験のお申し込み