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不登校特例校に日進高校!2026年4月から新たに愛知県立高校の中高一貫教育を導入する6校が発表される

2023.04.18
  • 愛知県
  • 福祉制度・サービス


愛知県では6年間の持続した教育を行うため県立高校に中学を併設する中高一貫教育を進めています。昨年11月には、日進高校、美和高校、愛知総合工科高校、豊田西高校、時習館高校、西尾高校の県立6高校が新たに中高一貫教育に選ばれたという発表がありました。日進高校は不登校生徒に対応する特例校となります。これは、公立の中高一貫校として全国初の事例になるそうです。

すでに明和高校、津島高校、半田高校、刈谷高校の4校は「第一次導入校」として選ばれており、2025年4月に併設中学を開校する予定です。今回発表された6校は「第二次導入校」となり、26年4月の開校を予定しています。

日進高校は、県内の中高一貫教育導入校3つの分類の「地域の教育ニーズ対応型」「高度ものづくり型」「探究学習重視型」のうち、「地域の教育ニーズ対応型」に位置づけられています。年間の授業時間を減らすなどゆとりを持たせたカリキュラムを作ることで、不登校の生徒でも通いやすくなります。

「不登校特例校」の日進高校の特長は、
・不登校の生徒に対応するための学級(40人)を各学年に一つずつ設けること
・面談などで受け入れを決定し、適性検査は実施しないこと
・定員内であれば、中学校へは年度途中での転入も可能なこと
・生徒の事情に応じて授業時間数を減らすことができること(授業開始時間を9時半にするなど対応可能)
です。

その他、不登校の生徒が学びやすいよう、通信教育による単位認定のほか、メタバースやVR(バーチャルリアリティー)を活用した教育支援なども検討しています。日進高校は尾張学区ですが、三河学区の豊田市とみよし市からも通学できます。

また、県は他に、外国にルーツのある生徒を対象にした中高一貫校の設置を西三河に検討しているそうです。中学から学習の難易度が上がり、不登校につながるケースがあることを踏まえ、特別な日本語指導カリキュラムの導入などを予定しているとのことです。多様化する社会に適応するため、県立高校も大きく変わり始めています。

参照:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQCX7KG0QCXOIPE00T.html

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