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豊田市こども発達センター、豊田市・みよし市の方の心身障害児総合通園センター

2015.05.02
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3/1のステラ個別支援塾豊田校のオープンに伴って、今回は豊田市の情報を紹介しようと思います。
基本的に各市町村には発達に心配のあるお子さんとそのご家族に対して様々な支援を行っている施設があります。
例えば、名古屋では名古屋市北部地域療育センターや西部地域療育センター、中央療育センターが挙げられます。
豊田市には「豊田市こども発達センター」があります。

豊田市こども発達センター ロゴ
(引用:社会福祉法人 豊田市福祉事業所(http://www.fukushijigyodan.toyota.aichi.jp/kohatu/sisetu.html))
 
心身の発達に遅れや心配のあるお子さんの早期発見と発達支援を目指し、開設された心身障害児総合通園センターです。
利用できるのは豊田市とみよし市に在住の発達に心配のある18歳未満のすべてのお子さんです。(重度の肢体不自由と重度の知的障害を合併されている重症心身障害の方は、成人も含みます)
 
このセンターの中には、
1.お子さんの発達や子育てに関する相談を受ける部門
2.診察・訓練を行う診療部門
3.障害のあるお子さんの通園療育部門
4.福祉・教育関係者への支援をする部門
があります。
 

1.お子さんの発達や子育てに関する相談を受ける部門

●相談支援グループ
初めて発達センターを利用される際の、窓口となっています。お子さんの発達、子育ての不安に関する相談をお受けしています。
 
●外来療育グループ(あおぞら・あおぞら おひさま)
ことばの発達が遅れている、友達とうまく遊べない、かんしゃくが強いなどの発達に心配のある1歳から就園前のお子さんや、子育てに不安を抱えるご両親に対して、週1~2回、親子で一緒に遊びます。
対象は1歳から就園前です。
 
●たんぽぽ外来療育グループ(わくわく)
主にたんぽぽ入園前の乳幼児で脳性まひやダウン症など運動面に不自由さや遅れがあるお子さんを対象にしています。(たんぽぽとは3番の障害のあるお子さんの通園療育部門のクラスの一つです)
体調が整いにくく、なかなか毎日通えない方向けなので第1・第3水曜日の月2回となっています。
 
あおぞら
(画像はイメージです)
 

2.親子で週1~2回通う外来療育部門と診察・訓練を行う診療部門

●のぞみ診療所
豊田市こども発達センター内にある医療機関です。全て予約制となっています。
 
診療部門は児童精神科や小児神経科をはじめ、小児整形外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、小児歯科があります。
また、個別療法では理学療法や作業療法、言語聴覚療法、臨床心理を受けることが可能です。
 

3.障害のあるお子さんの通園療育部門

●ひまわり(主に知的障害児、発達障害児向け)
3歳から就学前のお子さんが対象です。
お子さんの心身の発達を促し、規則正しい生活習慣を身につけます。また、自立を促し、物事への興味を育て、最後まで頑張ろうという気持を育てることを目標とします。
 
●たんぽぽ(主に肢体不自由児向け)
0歳から就学前のお子さんが対象です。
様々な体験を通じて、自立を促すことが目標です。
お子さんの発達段階に合わせて、体操と歩行の時間を設けて全身発達を促しています。
 
●なのはな、ちょうちょ・とんぼ(主に難聴幼児向け)
なのはな組は0歳から就学前のお子さんを、ちょうちょ・とんぼ組は2~3歳児を対象としています。
なのはな組では、赤ちゃんの時から補聴器をつけて耳で聞く練習をしたり、手話や身振り手振りを使い日常生活にあった言葉を身につける手伝いをします。
ちょうちょ組・とんぼ組ではいろいろな人とのかかわりを支援したり、一人でご飯を食べるなどの自立を促します。
 
ひまわり
(画像はイメージです)
 

4.福祉・教育関係者への支援をする部門

●幼稚園、保育園への巡回相談
●来所相談
●専門的助言
●各種講演会、センター公開セミナー(11月)の開催など
●療育紀要、ニュースレターの発行
 
豊田市またはみよし市に住んでいて、お子さんの発達に心配なことがある方は一度、豊田市こども発達センターに相談してみてはいかがでしょうか。
 
[参考]
・社会福祉法人 豊田市福祉事業団(http://www.fukushijigyodan.toyota.aichi.jp/kohatu/sisetu.html)

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