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2017年、岡崎こども発達支援センターが設立されます

2016.01.25
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岡崎市子ども発達センター外観新設予定の岡崎市こども発達センターの外観(構想)

こんにちは。名古屋市・豊田市の発達障害専門の個別指導塾・児童発達支援のステラ幼児教室・個別支援塾です。

今年に入り急に冬がやってきたというぐらい寒くなりましたね。
愛知県でも先日は雪が降り、白くなった街並みが見られました。
ステラ個別支援塾 豊田校の周りも白い街並みになり、子ども達が雪だるまを作ったり雪合戦をしている、なんて姿も見られました。

 

今回は来年2017年3月に完成予定の「岡崎市こども発達センタ-」についてお話ししたいと思います。現在は工事中でこの名前では稼働していないため、知らないという方も少なくないと思います。

 

現在、岡崎市には「福祉の村」という総合福祉施設があります。福祉の村には、障害児・者の支援施設(6つ)、乳幼児の療育に関する施設(2つ)、老人福祉センター(1つ)、相談所(2つ)、体育館(1つ)から成り立っています。
岡崎市こども発達センターは、上記の”乳児幼児の療育に関する施設”である3歳から就学前の知的障害児を対象とした「若葉学園」と児童デイサービス施設の「めばえの家」に「発達障害専門相談機能」、「小児科診療所」、「リハビリ機能」を有する新施設を合わせた複合施設として新しく建設されます。
場所は現在の「若葉学園」「めばえの家」と変わらないので今まで利用されていた方も通いやすいと思います。

 
[pc-mieru]岡崎こども発達センター工事概要[/pc-mieru][sp-mieru]岡崎こども発達センター工事概要[/sp-mieru]
工事の概要図
 

今回の岡崎市こども発達センターの設立には次のような目的があったようです。

 

①障害児・者を支援する総合的拠点の設立
福祉の村での障害児の支援は、知的障害児を対象にしたものと児童デイサービスしかありませんでした。こども発達センターの設立に伴い「発達障害専門相談機能」、「小児科診療所」、「リハビリ機能」を追加し、障害児を総合的に支援することができるようになります。

 

②障害児・者支援の役割分担の明確化
こども発達センターと市内の各機関との役割分担を、発達障害及び知的障害に関する支援段階(相談、発見・経過観察、医療、療育)で整理します。

 

③障害児・者支援のネットワークの構築
発達障害および知的障害に関する相談はライフステージによって内容が異なりますが、過去の対応履歴を参考にすることは非常に有意義なことです。そのため、IT機器を導入し利用記録等の電子化を図り、他施設と情報を共有するシステムを構築し、より一人一人にあった支援を行います。

 

最後に、岡崎市こども発達センターは「発達障害専門相談機能」「小児科診療所」「リハビリ施設」が新しく施設に加わるということでより発達障害に対し総合的に対応することができ、悩んでいる親御様達にとって心強いものとなりますね。設立が待ち遠しい限りです。

 

【参考】
・岡崎市こども発達センター・新友愛の家 建設工事(http://fukushi-okazaki.jp/kouji/)
・岡崎市ホームページ:岡崎市こども発達センターについて(http://www.city.okazaki.aichi.jp/1100/1105/1137/p012565.html)
・社会福祉法人 岡崎市福祉事業団(http://www.fukushijigyodan-okazaki.or.jp/)

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