名古屋市立天白特別支援学校とは?教育の特色や学校生活を詳しく解説!
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名古屋市天白区に位置する名古屋市立天白特別支援学校は、知的障害のある児童・生徒を対象とした特別支援学校です。
教育活動を通じて、生徒一人ひとりが持つ特性に合わせて、身辺自立や社会生活への適応に向けて支援することを目的としています。
本コラムでは、名古屋市立天白特別支援学校の教育の特色や学校生活の様子、さらには今後について詳しく紹介します。
目次
教育の特色
名古屋市立天白特別支援学校では、生徒の特性に応じた教育を提供し、生活能力の向上や社会適応の力を育んでいます。
小学部・中学部・高等部(普通科)の教育
知的発達の遅れがあり、日常生活に支援を必要とする児童・生徒を対象に、基礎的な生活能力や集団生活への適応を学ぶ教育が行われています。
例えば、日常生活に必要な動作や言葉の習得、コミュニケーション能力の向上を目的とした指導が実施されます。
学年が上がるにつれて、職業生活を見据えた学習の機会も増えていきます。
学校生活とイベント
名古屋市立天白特別支援学校では、学習のほかにもさまざまな活動が行われています。
その中でも特に注目されるのが「教材・教具展」や「作品展」です。
これらのイベントでは、生徒たちが学びの中で作り上げた作品が展示され、彼らの成長や努力の成果を保護者や地域の方々に披露する機会となっています。
また、卒業生とのつながりを大切にする取り組みとして、同窓会「はばたき」があります。
この同窓会では、卒業生同士の親睦を深めるとともに、母校との関係を維持し続ける活動が行われています。
こうしたつながりが、生徒たちにとって将来の希望や目標を持つきっかけとなることも少なくありません。
学校へのアクセス
名古屋市立天白特別支援学校は、名古屋市天白区植田山二丁目に位置しており、最寄りのバス停「植田山住宅北」からアクセスできます。
学校の所在地は以下のとおりです。
所在地:〒468-0001 名古屋市天白区植田山二丁目101番地
名古屋市立天白特別支援学校の増築について
近年、年々児童生徒数が増加し、教室不足の解消が課題となっていることに伴い、名古屋市立天白特別支援学校では増築工事が進められています。
具体的には、エレベーターの設置やバリアフリートイレを設置などのバリアフリー化や、敷地内に防犯カメラを設置やバスロータリーの設置などの児童生徒の安全対策などが行われる予定です。
この増築により、さらに生徒にとって良い環境が整備されることが期待されます。
まとめ
名古屋市立天白特別支援学校は、知的障害のある児童・生徒に寄り添い、それぞれの個性や能力を尊重した教育を提供している特別支援学校です。
小学部から高等部にかけて、生徒が社会での自立を目指せるようなカリキュラムが整っており、特に高等部(産業科)では職業教育に力を入れています。
また、学校行事や卒業生とのつながりを大切にし、地域社会との関係も深めています。
児童生徒数の増加に伴う教室不足の解消のため、増築工事が進められており、今後さらに、生徒の教育環境が充実していくことが期待されます。