幼児(0~6歳のお子さま) 幼児(0~6歳のお子さま)

「ママ」「パパ」も言えるようになりました

カテゴリ: 幼児
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  • 指導事例

Kくんの場合
(2歳6ヶ月)

Kくんは言葉が少なく「バイバイ」くらいしか言えません。また、他人に対しての興味がなくいつも一人遊びばかりしています。乗り物が大好きで、道でバスやパトカーなどを見かけるといつも目で追いかけています。

困っていること

1.言葉が少ない 2.人に対する興味がない

療育の目当て

絵カードなどを用いて知っている言葉を増やして、
それを声に出せるようにする。また、他人におもちゃを取ってもらう
などの経験を通して、コミュニケーションを取ることの大事さを感じ、
自ら他人に関わるようにする。

プログラム例

❶絵カードを用いて、ものの名前を覚えよう

まずはKくんの大好きな乗り物の絵カードを使って「バス」「タクシー」「バイク」「トラック」「救急車」など乗り物の名前を覚えてもらいます。カードを提示して「バスはどれ?」と尋ねて、指さしをしてもらうなどしてものの名前を覚えていきます。

❷絵カードのものの名前を声に出そう

覚えた絵カードを見て、声に出すトレーニングをします。先生の口の形を真似しながら声を出すことで、少しずつものの名前が言えるようになっていきます。

❸「○○とって」と先生にお願いしてみよう

自分の手の届かないところにあるものを先生に取ってもらうために、先生にお願いをするトレーニングをします。最初はクレーン現象やオウム返しもありましたが、少しずつ声に出して要求できるようになっていきました。

結果

このプログラムの過程で、Kくんは「ママ」「パパ」も言えるようになりました。Kくんにとって一番身近なお母さんに呼びかけできる様になった事で、伝えよう(コミュニケーションをとろう)とする姿勢が見られるようになりました。これからさらに話せる言葉を増やして、「速い」「遅い」、「高い」「低い」などの形容詞にも挑戦していく予定です。

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