鬼ごっこをやって遊べるようになりました
カテゴリ:
幼児
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- 指導事例
S君の場合
(4歳)
S君は自分からもよく話をする男の子です。
でも切り替えが苦手で、気に入らないことがあると物を投げたりするので、保育園ではお友達とトラブルが多いようです。
また他人から聞かれたことについて答えるのが苦手のようです。
困っていること |
1、切り替えができない 2、お話が上手にできない |
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療育のめあて |
出来ることを増やす。質問に対して適切に応答する。 |
プログラム例 |
ブロック遊び先生が作るブロックを真似して同じものを作ることから始めます。出来ない場合は、先生が手伝ってあげることにより、最後には自分で出来るように根気よく指導します。 簡単な文章理解絵本や文章プリントを通して、文字から状況をイメージしていきます。イメージ出来たら、その内容について先生とお話します。 製作活動絵を描いたり、切ったり貼ったりをすることにより、自然に手を動かしていくことを促します。子どものレベルに合わせた内容にすることにより、達成感を得られるようにします。 |
結果
気に入らない場面になると、まだまだ機嫌を損ねますが、以前のように物を投げたりすることはなくなりました。お友達とも徐々に距離を縮めて、最近では複数人と一緒に鬼ごっこをやって遊べるようにもなりました。
また、大人からの簡単な質問には、落ち着いて答えられるようになりました。