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ADHDの特効薬とは…

2014.10.16
  • 発達障害
  • ADHD(注意欠如多動性障害)
  • 発達障害の療法

先日、ADHD(注意欠如多動性障害・注意欠如多動症)の薬の効き方を客観的に確認することができる、という記事を書きました。
(詳しくは >>こちら

 

今回はADHDに関して驚くべきニュースがあったので紹介しようと思います。

まずはじめに、重複になってしまいますがADHD(注意欠如多動性障害・注意欠如多動症)とは以下の3点を特徴とした障害です。
不注意-集中力が続かない
多動性-じっとできない、落ち着きがない
衝動性-思いつきで行動してしまう

 

さて、このADHDにおいて症状を和らげてくれる意外な薬が見つかったそうです。
それはなんと適度な運動だそうです。

 

アメリカの教授が幼稚園児から小学校2年生の児童200人に、12週間にわたって登校前に有酸素運動させる実験を行ったところ、参加したすべての子どもが算数の学力や国語力がアップし、脳機能の向上が確認できました。
さらに、参加したADHDの症状を持つ子どもでは、健常な子どもよりもはるかに脳機能の改善が見られたそうです。

 

適度な運動をすることにより気分が高揚し、脳内にテストステロンやドーパミンといった物質が放出されます。
これらの物質が、ADHDの治療薬として投与されている薬と同じような働きをするためではないかと考えられています。

 

やはり頭と体は密接な関係があるようです。
どの子についても運動することにより脳機能が向上したそうなので、積極的に体を動かして成績アップにつなげてほしいですね。

 

[参考]「GIGAZINE」(http://gigazine.net/)

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