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脳スキャンで子どもの発達障害が分かる!?

2014.09.27
  • 発達障害
  • ADHD(注意欠如多動性障害)

発達障害の一つである

ADHDが脳スキャンを用いて診断することができるかもしれない

というニュースがIRORIOさん(http://irorio.jp/)で取り上げられていたので紹介します。

ADHDとは注意欠如多動性障害・注意欠如多動症のことで、年齢や発達に不釣りあいな不注意、多動性、衝動性のうちいずれか一つ以上を特徴とし、これにより日常生活や学習に支障をきたしてしまうものです。

現在のADHDの診断方法は、
集中力がない・物をなくしやすい・段取りが悪い・うっかりミスが多い・じっとできない・おしゃべりが止まらない・順番待ちができない・思いついたらすぐ行動してしまう・感情のコントロールができない
などの症状が4歳ごろまでに現れ、7歳を過ぎてもそのような症状が改善されないとADHDと診断されます。

しかし、新しい研究ではADHDの子ども275人とADHDではない子ども48人の脳スキャンを比べた際、ADHDの子どもの脳では
非現実的な思考をコントロールする脳ネットワークと、物事の対処にあたる脳ネットワークの接続部分が未発達であることが確認されました。

つまり今までは周りの子に比べてちょっと行動がおかしい、程度のケースでも正確に診断が下せるようになるようです。

これにより、その子がADHDであると診断されたならばより適切な教育が可能になると思われ、
今後この接続部分の成長を促す成分の研究を進めることで、新たな治療に道が開ける可能性もあるそうです。

(IRORIO http://irorio.jp/karenmatsushima/20140921/162768/ 参考)

このように医療技術の発達や新しい研究が発達障害の方への支えの1つになることはとても素晴らしいことだと思います。
今以上に技術が発達したり、新しい研究がなされることを期待します。

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