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お家でできる簡単!制作遊び

2020.12.28
  • 支援方法・家庭での過ごし方

お家時間にぴったりな製作遊び。今回はそんな製作遊びの魅力についてお伝えしていきたいと思います。

製作遊びとは

製作遊びは、視覚や触覚など子どもの五感を刺激できる遊びです。あらゆるモノを直接的に触れたり、モノを作り出していくことで、見方や感じ方を広げていきます。

市販のおもちゃで遊ぶのも楽しいですが、お外に落ちている葉っぱや日常生活で使う段ボールのように、身の回りにある何気ない形で様々なイメージを広げていくことは子どもにとって、とても貴重な経験となります。

子どもの製作遊びでは、その発達に合った内容にしていくことが大切です。絵を描くことでも、描くことそのものを楽しむ段階からイメージをもって描くようになるなど、楽しみ方も変わっていきます。子どもが今できることに寄り添い、製作内容を考えていくことが必要となります。

では、実際にどのようなものが製作できるのか、素材別にご紹介していきたいと思います。

身の回りの素材でケーキをつくろう!

段ボールケーキ

段ボールを切って重ねたり、色紙と一緒にぐるぐると巻くだけで本物みたいな可愛いケーキが出来上がります。折り紙やシールで飾り付けをして、オリジナルケーキを作るのも楽しいですね。作成後、お皿やトングを用意して、ケーキ屋さんなどの「ごっこ遊び」に広げていくのもオススメです。

段ボール

段ボールは、絵や模様を描く、折る、切る、ちぎる、貼り合わせるといった様々な活動ができる素材です。軽いけれども適度に強度があるため、手先の力が弱い子どもも持ちやすく、指先で掴む感覚を得ることができます。
段ボールを巻く動作は、手先を動かす練習になります。うまく手を動かせいないお子さんとは、大人が手を添えて一緒に行っていきましょう。
 
 
粘土のケーキ

カップや空き箱に紙粘土を詰めて、ビーズや毛糸で飾り付けをします。

粘土

自分の力でいろいろな形に変形させることができる粘土は、子どもにとって魅力的な素材です。自由度が高いため、想像力と立体的なものを捉える能力や手の運動機能の発達を促すことができると言われています。手先の力が弱いお子さんとは、是非粘土そのものの感触を一緒に楽しんでみて下さい。指や手の運動機能の発達に伴いながら、自分だけの作品作りに挑戦していくのも良いですね。
 
 
 
製作遊びは、正解のない自由な遊びです。そのため、大人の期待するような作品にならないこともあるかもしれません。立派な作品を作ることも素晴らしいことですが、なによりも子どもたちが製作を楽しんで行えるということが大切です。そのために、その子に合った材料や作り方で行なっていきましょう。お家時間が増えているこの機会に是非、製作遊びを行い、お子さんと楽しい時間を共有してみて下さい。

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