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チャイルドビジョンで子どもの見え方を理解する

2021.06.16
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ステラ幼児教室・港校スタッフです。
私たちは、障害を持った幼児の支援を日々行っています。支援者にとってとても大切なことは、相手のことをよりよく理解して、相手の気持ちに寄り添い、伴走することです。相手のことをよりよく理解するためには、相手の立場を体験することが大切です。例えば、目が見えない方の支援をするためには、アイマスクをして街を歩けば、目が見えない状態で街を歩くことの恐怖感や点字ブロックなどのありがたさを知ることができます。車椅子で街を移動したら、ちいさな段差さえも障害物なのだと気づくことができます。

写真のグッズは、チャイルドビジョンという幼児の視野を体験できるグッズです。実際このチャイルドビジョンをかけてみると、子どもの視野の狭さに驚きますし、小さな子がキョロキョロとしてしまう気持ちも分かりました。親として、よく子どもに「もっと注意して歩きなさい」と言ってしまいがちですが、子どもの視野の狭さをふまえると、「転ぶのも仕方ないのかな」と思えるようになります。

チャイルドビジョンのようなグッズを使って子どものことをよりよく理解すると、彼らの状況に合わせた課題提示を行うことが可能になります。ブロックの提示の仕方、カードの提示の仕方、一つひとつの所作の改善に繋がります。

チャイルドビジョンに興味がある方は、是非、「チャイルドビジョン」と検索してみてください。様々な自治体のHPにて台紙が紹介されています。

名古屋市教育委員会:チャイルドビジョンの台紙・作り方

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